R32 ショック、テンションロッド、スタビライザーブッシュの交換
前回NISMOショック交換は、8万キロ時でした。今から10万キロ前で、NISMO 4段切替も今では3番のかなりハードな位置に設定してあります。高速は良いのですが、町乗りではマンホールの蓋は越えられません。最近は、下からゴトゴト言い出し、将に換え時でしょう?
前回は、サニー系のディーラーで行ってもらい大失敗でした。何が大失敗かというと、工賃込みで14万円も取りながら、ショックブッシュは全く交換せず、リアの破れたダストブーツはそのままで、ガスケットも使いまわしでしかもくちゃくちゃに止めてありガスケットの意味なし。おまけにスプリング両末端にかぶせるゴムカバーもスプリング途中につけてあり、意味なし。前回のショック交換後のブッシュが古いままで感じる違和感は10万キロも我慢してしまいました。
このディーラのずぼらな作業でスプリングのカバーが途中にあるおかげで、今回、とても時間がかかる羽目になってしまいました。
今回、工具を除き、約4万円でショック、スタビブッシュ、テンションロッドが交換できたので、前回の額を考えると、3回もショックが交換できることになってしまいます。
ロードインプレッションは、それはもう最高ですね。段差を乗り越えたときのゴツンという「ゴ」の時は、ショックのブッシュが新品になったと実感します。突き上げ時の柔らかさが新車のようでした。ショックは、ノーマルのバネと良く合います。さすがにNISMOの3段よりは柔らかいですが、別にフニャフニャでは無く、しっかりとショックは吸収し、新車のときのショックよりもむしろ締まっています。コーナーリングの際のロール度はNISMOの時と変わらず良く踏ん張ります。
ショックは柔らかいですが、スタビライザーブッシュにグリース塗布したおかげで、上下の動きが左右間で良く伝わっている感じです。
1. NISMO テンションロッド (通販で2割引だった。日産部販のノーマルテンションロッドと同価格になった)
2. KAYABA NEW SR SPECIAL (通販で5割引、何とびっくり)
3. フロント、リアショックのブッシュ、ガスケットおよびリアのダストカバー
ダストカバーが破れて粉々になっていたので、こちらも交換、ただしバウンドバンパーと一体化なので1個1530円とちょっと高め。
4. フロント、リア スタビライザーブッシュ
図のように、スタビブッシュを購入する。皆、形が似ているが、微妙に異なるので、品番とパーツリスト図を日産部品販売からコピーしてもらう。
スタビリンクの上側に付けるブッシュは、凸な形になっている。


ガレージジャッキ、ウマ、めがねレンチ、モンキーレンチ、インパクトレンチ、スプリングコンプレッサーなど
| 私の行った交換手順 (参考にする、しないは、自己責任で) |
初めてのガレージジャッキ(2t用 1750円 ジョイフルで)、交換までに、2回ほどジャッキアップを試してみた。安いガレージジャッキは、アームの上の皿が非常に小さい。このまま持ち上げると、スカイラインのような柔なフレームは簡単に曲がってしまう。 以前、タイヤショップで、乱暴にジャッキアップされ、少し、フロントフレームに凹みがあるのでなおさら。 今回は、大きな板をかまして、持ち上げることにした。
今回の作業は、2日に渡って行った。まあ、1日でも十分だったが、なんと日産部品販売で注文したはずのリアショックのブッシュが1セット足りなかったのである。幸いにも作業は、1本ずつ作業していたので、最後の1本をばらす前に気づいたが、なんとも...
3本ショックを交換した状態で、日産部品販売へ再度取りに行く羽目に。 次回からは、ショックは、2本同時に作業するのが、効率も、スタビリンクのテンションの関係からも良いと学習した。
今回、一番の難所は、古いショックの上部ナットのはずしだった。通常のショックなら、簡単なのだが、調整式のフロントショックは、ねじ部が中空になっていて柔らかく、レンチをかける切欠きが非常に小さい。ダブルナットでさびていて、さらに中空の柔らかいねじ部ではモンキーを掛けるところが簡単にきれいさっぱりなめてしまった。いろいろ考えた挙句にナットごとサンダーで切断することに。
屋外電源が無いので、部屋でやると焼けきれた鉄粉が花火のように散り、大変。ちょっとずつ削ったので、切断だけで2時間近くも要してしまった。
リアショックは、中空ボルトでないので切欠き部はしっかりしており、簡単にはずせた。
フロントショック
- ウマがけ、ジャッキアップ
スカイラインのウマがけポイントは、通常のジャッキアップポイントと同一と、整備要領書に記載されています。
ジャッキアップポイントは、フロントは、フロントメンバー中央。リアは、デフのアルミでない鉄部を支持することと記載されています。
使用した馬は上部が十字のゴム部がある3tリジッドラックです。結構いろいろ探しましたが、千葉柏(名前はファクトリーギア本店、オートバックス隣のツールショップ)に\3kくらいでありました。
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十時のラバーつき3tリジッドラック |
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ジャッキアップポイントにしっくり付きます。 |
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右フロントは、何回もシザージャッキで上げているうちにへこんできたので、ジグをつけながらのジャッキアップです。 |
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フロントはメンバーを傷つけないために木をかましています。
駐車場の舗装面に食い込んだので、ジャッキ下には鉄板を敷いています。1750円の2tガレージジャッキ。 |
- ショック上部のナットゆるめ
全部取っても構わないですが、下をはずしたとき、ずどんと落ちないように少し掛けておきます。
また、車前側方向のボルトに印を付けておきます。写真の通り白いマジックで印をつけました。
- ショック下側ナットゆるめ、はずし
CRCを吹いて、インパクトで緩めました。めがねレンチでもここは回るでしょう。
- ショック取り外し
整備要領書によると、組んであるスプリング位置ならびに、ショックの位置(60度ずれている)を記憶するため、スプリングに印をつけて起きます。
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見難いですが、スプリング中央に白く印をつけてあります。
- スプリングコンプレッサーでスプリングを縮める
後は、ひたすらスプリングコンプレッサーで2本同じくらいの締め具合で縮めていきます。
ショック下のボルト穴に棒などを入れておくと、回らずやりやすいと思います。
と言っても、暑さで大汗をかきました。この作業が大半かな。
- ナットはずし
これが、問題のナットはずし。通常のショックならモンキーレンチをかけるマイナスドライバーの先のようになっていますが、4段切替ではレンチがかからない。
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このあと、おそるおそるサンダーでナットを切りました(切断だけで2時間近くも)。
ショックのガスが出たり火花が出たりで大変。
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やっとバラバラになりました。
バンプラバー、ダストブーツは使い回しでブッシュ、ガスケット、ショックは新品に交換です。
- 新品ショック組上げ
取り付けの際は、下の図のようにロアブッシュの大きさの向きに注意して、先ほどの白い印の通り組む。

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- ショック取付け
ショック上部を先に記した方向にはめ、ナットを仮止めして、下のロアブッシュをナックルに取り付けます。スタビがはずしてなかったり、片側ずつ行っているとテンションで入りにくいので、その際は、ジャッキ等を活用してはめ込みます。
最終ボルト締めは、1G状態でということなので、ロアアームをジャッキアップして、ハブ中央が1G状態のところで固定し締め付けます。
リアショック交換
リアショックは、フロントより簡単でした。何せ、ショックの頭のボルトが簡単に取れたので。 ただリアにタワーバーを付けている為、ナットが取付けにくい点が一点だけありました。
リアも、フロンと同様に行います。バネをはずす際にはマークをつけ、方向を確認してからはずします。
取付けの際は、フロントと同様に向きに注意してはめて、車体にセットします。
ショックの上部ナットは、トランク内内張りにあるので、はがすか、下のように切取るかします。私の場合は、タワーバーを付けていたのでこのままナットをはずせました。
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テンションロッド交換、スタビブッシュ交換
本来は、ショック交換と同時に行うべきです。私の場合、注文したテンションロッド、スタビブッシュがそろう前にショック交換をしたので、別々となりました。
- ロアアーム側のナットはずし
スタビの中央側のブッシュをはずすには、テンションロッドをはずさないトレンチが掛けられなかったので、先にテンションロッドをはずします。
いつも、はずすときはCRCを吹いてから、インパクトレンチを使います。
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ロアアームの下の2つのナットをはずすから
- テンションロッドをはずす
ブッシュ側のボルトをはずして、テンションロッドをはずします。こちらも初回ならかなり固いと思います。CRCを吹いてから緩めます。手前がボルト側なので、運が悪いと外れないかもしれません。ナット側(車両中側)にレンチをいれて回すのが正攻法。
- スタビリンクをはずす
ロアアームについているスタビリンクをナットをはずしてばらします。
- スタビブッシュをはずす
ボルトとナットをはずし、スタビブッシュを取り出します。
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| スタビブッシュのナットとボルトを緩めます。 |
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はずしました |
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取り出したブッシュの内側にはスジが一杯でした。
今回は、ここにグリースを塗布しスタビの効きを良くします。コの字型のスタビは、右が下がれば左も同様に下がるのが良く効くということです。この中央のスタビはむしろベアリングなどが入っている支持体で止めれば、良く効くのでしょうね。
グリースを塗布して止めたスタビは、この段階でとても良く上下に動きがスムースでした。
- 組み上げ
それぞれ新品のブッシュと、スタビリンクをロアアームにつけ、テンションロッドは、ブッシュ側から取付け、ロアアームで固定します。
最後に、1Gになるようにロアアームをジャッキアップして最終締め付けを行います。
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