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R32 リアリンク一式、ロアアーム交換、ドライブシャフト交換
本文へジャンプ 2005年11月04日
更新

R32 リアリンク一式交換、ドライブシャフト交換

 R32 リアリンクのブッシュ脱着・圧入が、リアナックルを除き、無事に完了しました。 後は、これらを交換するだけなのですが、ロアAアームのジョイント部のナットはちょうどドライブシャフトにかかっており、ドライブシャフトを抜いて交換するようになっています。 ドライブシャフトのような重量物、また、錆で固着して抜けないのではないか、といろいろ心配事を抱えつつ、程度の良いドライブシャフトが入手できたため、いろいろ検討していました。
 ドライブシャフトはハブ側からハンマーでたたいて抜くようにと、整備要領書には記載されていますが、WEBの話、あるいは車屋さんの話によると、そうは簡単に抜けないらしい、とのことです。
 最低、ハブプーラーは必要なことがわかりました。アストロプロダクツでハブプーラーを購入しましたが、かなり古い車だとこれでも抜けず、スライドハンマー付きハブプーラーの方が良いと進めてくれましたが、これ一回限りで1万円もの工具も...と考え、ハブプーラーで頑張ることとしました。

 今回、ドライブシャフトまで交換ということで、やはりリフトが無いと大変と予想し、近くのレンタルピットガレージ(カーピット市原)を予約しました。
 こんな近くにレンタルガレージがあるなんて、びっくりでした。こちらはとてもアットホームで、お薦めです。お昼もご馳走になりました。またお茶もご馳走になりました。大変ありがとうございました。

走行インプレッション
 結果は、激変です。フロントが先日しっかりしたと思いましたが、今回のリアはそれを遥かに越えました。直進も、コーナリングもスポーツカーフィーリングです。NISMOの強化ブッシュを圧入したリアアームの効果は絶大でした。新車購入時よりもものすごくカチッとしています。ハイキャスの効き目もはっきり感じられました。スカイラインの本来の走りであるオンザレールが久しぶりに戻りました。30万キロまでいけそうかな?
 2005.11.5 筑波山スカイラインまで走りに行ってきました。ワインディングのトレースが、新車時も含めて今まで一度も経験したことの無い確実なトレースが可能な足回りに変わっていました。苦労して、交換した甲斐がありました。
 
 10万キロオーバーの方、リアのリンクもNISMOにしたら、びっくりしますよ。こんなちっちゃなブッシュを変えるだけで、走りの世界が変わるとは参りますね。

リアリンク一式、ロアアーム交換、ドライブシャフト交換
  • 交換パーツ
    リアリンク一式、ロアアーム、 ドライブシャフト
  • 手順
  1. まず、ブレーキキャリパーをはずしました。2本のボルトを抜くことで外れます。 ここはブレーキ配管などがあり、ソケットは入らず、メガネレンチではずしました。



  2. 次に、ディスクをはずします。 当然ですが、サイドを引いておくと外れません。 サイドをはずしても錆の固着で外れず、M8 × 1.25 ボルトを挿して、外しました。
    バックプレート、およびナックル(アクスルハウジング)は錆さびです。ワイヤーで落とし、シャーシブラックを塗りました。あまり錆を落とすと、ボロッとバックプレートが落ちてしまうほどです。ナックルもかなり錆びていますが、鉄の鋳物であるため、未だ耐久性がありました。 ハイキャスのボールジョイントブーツは、先日破れ、ここも交換したかったのですが、ブラックのシリコンシーラントでシールして対処しました。



  3. さて、このドライブシャフトのロックナット(36mm)を外すことになります。その前にコッターピンと、インシュレーターを外します。コッターピンは再使用不可ですが、あらかじめ大きさが分からなかったので、別途購入していませんでした。よって、当然再使用となりました。
    ロックナットは、CRCを吹いておき、36mmのソケットでインパクトで抜けました。
    問題は、次のドライブシャフト抜きです。



  4. ドライブシャフト勘合部にCRCをたっぷり吹き、アストロプロダクツで購入した、5穴ハブプーラーで頑張りましたが、びくともしませんでした。
    レンタルガレージで、スライドハンマー付きハブプーラーをお借りして、抜いてみることとしました。



  5. ハブが抜けたのはいいのですが、予定とは大違いでハブの半分が抜け、残りのベアリングが残ったままです。これは、どうなったのか、一瞬目が点になってしまいました。
    本当は、ドライブシャフトを奥へ外すのが目的だったのですが、このスライドハンマーでは、ハブを手前に引っ張るプーラーなので、ナックル側は、リンクに固定されており、ハブがベアリング圧入部で寸断され、このように外れてしまったのです。
    ベアリングがころころと落ちてくるのではないかと思い、レンタルガレージの社長に見ていただきましたが、またハンマーでたたいて入れれば良いよって、アドバイスしていただきほっとしました。本当は、ベアリングも交換したほうが良いとのことでしたが、この事態を予測しておらず、ベアリングの手持ちはありません。



  6. アッパーリンク2本を外し、ロアアームを外すこととします。ロアアームは、ドライブシャフトを抜かないと、ボールジョイント部のナットにソケットが入りません。写真はありませんが、ドライブシャフトのデフ側のボルトを5本外すことで、ドライブシャフトは分離できます。
    右側のドライブシャフトのボルトはすぐ抜けたのですが、左側のボルトはさびて、インパクトをかなり強力にしないと抜けませんでした。ここは細いボルトなので、折れる可能性もあり、またマフラーが邪魔で往生しました。



    アッパーアームを抜いたところです。




    ドライブシャフトは、5本のボルトナットで止められています。



    外したドライブシャフトです。ナックル側は、こんなに錆びて腐りかけていました。ブーツもカチカチです。さすがに19万キロ近く走るとこんなところまで、やばくなっていました。ここのところ、ずっと日産プリンスで車検を受けていますが、ここまでは見ていないのでしょうか。シャーシ裏を見ると、至る所で目を覆いたくなるような錆び腐食が一杯でした。今回、ワイヤーブラシと、シャーシブラックを駆使して、かなり下回りをスプレーしておきました。車検ではきちんとシャーシブラックを縫ってくれないので、やはり自分でやるしかないようです。

    このドライブシャフトをはずすことで、やっとロアアームのボールジョイント部22mmのナットがはずせます。ASTROのボールジョイントプーラーを買ったのですが、ロアアームは再使用しないので、銅ハンマーで3発ほどたたくと簡単に抜けてくれました。再使用する場合は、ボールジョイントプーラーを使いましょう。



  7. 何とか、アッパーリンク2本、リアリンク、ロアアームを取付け、ドライブシャフトを接続して、1Gの状態で締め付けるところです。両方、くみ上げた後、最後にスタビを接続します。コッターピン、インシュレーター、キャップを元のように組み付けます。
    なお、ベアリングが分解してしまいましたが、スライドハンマーだけでは、ハブベアリングが少しまでしか入りません。というのもドライブシャフトは横方向に数センチ伸び縮みできるようになっており、シャフトの支えだけではベアリングは全部挿入できませんでした。後は、ロックナットをインパクトで徐々に締め上げ、最後に強力に締め上げてドライブシャフトとロックナットの勘合の力で無事ハブベアリングを密着させることができました。実際は、ハブ部を外し、プレスでベアリング圧入をしなければなりませんが、今回は、これで無事にはまり、ほっとしました。



  8. 今回は、レンタルガレージが借りられたので、リフトの上下をかなり行い無事に作業できました。途中、昼やお茶の休憩を含めて9:00-18:00までかかりました。ちなみにこちらの「カーピット市原」レンタルガレージは、9-17時で5000円、延長は1000円/時間です。工具の新規購入などを考えれば、6000円で作業ができたので、とても助かりました。
    ドライブシャフトや、ハブとのボルトはずしは、駐車場ではたぶん無理だったと思います。



  9. その後、いつもの駐車場で、リアのトーイン、トーインセンター合わせを走行テストとともに行いました。
 



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