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トーインゲージ作成
本文へジャンプ 2005年10月08日
更新

R32 フロント ロアアーム、ハブ、ナックル、ナックルアーム 一式 交換

 13万キロ時、ブレーキジャダーがひどいので、ハブベアリングの交換をディーラーで行ったが、ハブを交換せず、ベアリングのみの交換でジャダーはひどくなった。 原因は、ハブの表面がさびの腐食でぼろぼろになりフラット面が出ておらず、ディスクが平面で密着しないためであった。

 16万キロ時 (2万3千キロ手前)、思いきって、ハブ面をやすりがけでかなりきれいにしたが、結局、タイヤの締め付けの仕方によっては(特にショップや、ディーラーなどの他人による)、ディスクが揺れるほどの偏芯して取付けられたり、再度自分で締めなおすという日々が続いた。

 究極の補修は、やはりハブを新品にするしかないのだが、フロントハブはハブベアリングを圧入という形でナックルと勘合されているので、ハブ購入、即交換とはいかないのである。 ナックルも腐食しているから、ハブ、ナックルをディーラーで新品に変えたら、中古R32が1〜2台買えてしまうのではないだろうか。 とてもじゃないけれど、そこまではできない。と、このまま憂鬱な状態が続くと次の車検を通すかどうかなんていう気持ちになる。

 なんと、オークションで2万3千キロの、左右ハブ、ナックル、ナックルアーム、ロアアーム一式が出た。 写真を見ると、ハブはレコード盤のように多重円が見えている。今までのは、腐食でこの多重円が見られないほど。 二度と出ないような極上品が出たので早速GETした。 10年間1オーナーで、エアコンが壊れて廃車したATの低走行車のハブだそうだ。 これで、長年のブレーキジャダーともお別れだ。

 今回のものは、非常に大型なので、送料が高くつきそうであり、横浜ということで手渡しで受け取った。当初はハブナックルのみの交換を予定していたが、話を聞き、ロアアームのブッシュは、「こちらの方がしっかりしているので、全交換したほうがいいよ。」ということで全交換に至った。

 ロードインプレッションは、剛性感が全く違った。ショック、スタビ、あるいはタワーバーを一新しても剛性感が良くなるのだが、段差を越える際の左右ふらつきのストローク感が全く違う。新車納車時に感じるものと同様だが、ショック、タワーバーが強化されているので新車時の記憶よりも良いものだった。
 こうなるとリアの揺れ(揺れるほどではないが)が気になってくる。
 フロントもリアもロアアームのブッシュはかなり大事なものだったのかと、感じる次第である。10万キロを超えてハブの交換の必要の無い人は、ロアアームの新品交換だけでも、極上の満足感が得られそうですよ。

準備品
  • 交換パーツ
アンチロック対応フロントナックル、ナックルアーム、ハブ、ロアアーム一式 (オークションで入手)

 
バックプレートの曲がりを修正し、さびを取り、シャーシブラックで塗装しました。
ハブの状態は金属部がきれいでとても良いです。これが両方で\17Kでした。二度と出ないような極上品で思わず入札してしまいました。
片方で、10Kg以上あります。一人で行うと結構大変でした。





 



交換手順 (参考にする、しないは、自己責任で)

 そっくり交換するので、簡単と言えば簡単なのだが、簡単にいかないのが現実の作業である。

 今回、一番の難所は、古いロアアームをはずす際、ロアアームのメンバー側ナットはずしだった。
12年間一回も緩むことの無かった固いナットは、インパクトで...というふうには行かないのである。ナット側にステアリングブーツがかぶっているためソケットは入らず、めがねレンチしか入らない。このナットをはずすには、強力なトルクが必要だが、たかだか30センチのレンチに巨大なトルクをかけられる筋力は無い。リフトアップしていれば、レンチに1mくらいのパイプをかませてトルクを掛けられるのだが、リジッドラック程度では、下スペースにレンチを伸ばすストロークスペースは全くなし。
 目の前は暗雲立ち込め、「断念」の思いが少しずつ浮かんできた。

 要は、ナットが回せれば良いのである。
 ジャッキを使ってみよう。
 ナットにめがねレンチをはめ、下からガレージジャッキをあて、レンチがずれてナットがなめないように抑えつつ、ゆっくりジャッキでトルクを掛けた。
 レンチは「く」の字に曲がり、折れる寸前、「バキン!!」と音がして折れたかと思ったら、ほんの少しナットが回ったのである。
 こうして、右フロントロアアームは取れたのだが、左フロントロアアームの方は、レンチが奥側にしないと左回りで緩まない。
 しかも、メンバーが邪魔でストロークがほとんど取れない。
 左も同様にジャッキでトルクを掛けたが、幸運にも、短いストロークでもナットは回ってくれた。
 まあ、こうして、難所のロアアームのボルト、ナットは外れたのである。 後は、順番にはずし、組むだけだ。


  1. ブレーキ配管脱着、アンチロックセンサーコネクター脱着、ブレーキ脱着
    ブレーキラインの各配管を外し、ブレーキもはずす。ブラケットにCRCを吹き、ロックプレートをずらすことで簡単に外れる。



    アンチロックセンサーのコネクターを外しておきます。ボンネット内も。




    ボンネット内のアンチロックセンサーコネクターを外します。



    ブレーキも外し、針金などでつるしておきます。


  2. 各リンクの脱着
    タイロッドエンドを、ギアプーラー、タイロッドエンドリムーバーなどで外します。外れたときバーンと言って落ちますので、ナットは少しかませておいた方が良かったです。ショックを外し、テンションロッド、ディスクローターも、脱着しておきます。
    順番としては、下側から先に外し、最後にアッパーアーム側を外します。

  3. ロアアームボルトナットの脱着
    前置きで書いたように、ナットを外します。非常に固いので、なめないようにいろいろな方法でトルクを掛けて外して下さい。


  4. アッパーリンク脱着
    アッパーリンクも外して全て取り外せます。
  5. 組上げ
    脱着した順番と逆に組み上げます。
    アッパーリンクから組み付けます。ロアアームを組み付け、全て組み付けた後、1Gを掛けて最終締め付けを行います。







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